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こんにちは!rh-です。
私のブログに来てくれてありがとうございます!
このところのテレビ事情は、ダウンタウンの松本人志さんが芸能活動休止ということで多数の冠番組が内容を編成していますよね。
そんな松本人志さんが司会をしていた番組「酒のツマミになる話」を観ていました。
2021年から毎週金曜日にフジテレビで放送されている「人志松本の酒のツマミになる話」も司会の松本人志さんの芸能活動休止を受けて2024.2.9~司会を千鳥の大吾さんにし、番組タイトルも「酒のツマミになる話」に変更しています。
番組の中で、千鳥の大吾さんが
「風が吹けば桶屋が儲かる 方式で 松本さんが仕事を休むとどうなるか はっきり決めてしまおう」
と切り出しました。
松本さんが休むと笑いが減る→ストレスがたまる→毛が抜ける→モテない→おひとりさまが増える→ペットを飼う人が増える→坂上忍の地位が上がる→バイキングが復活する
となり、「松本さんが休むとバイキングが復活する」という結果になっていました。
そのくだりが面白いかどうかはそれぞれなんだと思うのですが…
今回の千鳥 大吾さんプレゼンの 酒のつまみになる話 を観ていて
この言葉、改めて考えると面白いなあ・・・
と、思いました。
風が吹けば桶屋が儲かるっていうのは、皆さんご存じの通り
「何か事が起こると,めぐりめぐって意外なところに影響が及ぶことのたとえ。」なんですけれど
すごく面白いいいまわしだなあ。落語的という感じで‥‥
と思い調べてみると、この言葉はことわざ。狂言や落語を愛する江戸庶民の間で広まった言葉遊びなのだそう。
この記事では
・風が吹けば桶屋が儲かる とは?
・風が吹けば桶屋が儲かる的な 落語
・風が吹けば桶屋が儲かる的な 映画
・海外版 風が吹けば桶屋が儲かる
の紹介をしたいと思います!
最後までお読み下さったらとても嬉しいです!!
風が吹けば桶屋がもうかる の意味は?
風が吹けば桶屋が儲かるとは
風が吹けば桶屋が儲かるとは、日本のことわざで「一見関係のないと思える事も意外な影響が出るという」意味で使います。
例えば・・・
コロナ過でまさかあの商品が再熱するとは「風が吹けば桶屋が儲かる」だなあ
という感じです。
また、最近は可能性が低いものに結果を期待する時に(棚からぼたもち的な感じで)皮肉っぽく使ったりもするようです。
例えば・・・
「あのひと、本気で「風が吹けば桶屋が儲かる」を期待してるみたいだよね」
この言葉の由来
明治5年に出された「世間学者気質」無跡散人著の3巻「極楽の道法より生涯の道法は天元の一心」の中で書かれた下りが最初と言われています。この話の中では、桶屋ではなく「箱や」とされています。
強い風が吹いてから、桶屋が儲かるまでのストーリーが書かれています。
風が吹くと砂が目に入り目を患う人が増える
↓
目を病んで失明してしまった人が皆、三味線で生計を立てようとする
↓
三味線を作る際に使う猫の皮が沢山必要になると猫の数が減る
↓
猫が少なくなると、ネズミの数が増えていく
↓
ネズミは箱の類(桶など)をよくかじるので、桶を買い直す人が増える
↓
桶屋が儲かる
と話が進んでいきます。
うわー。やっぱり面白いー!!(/ω\)
風が吹けば桶屋が儲かる的な 落語
絶対ある!と思っていたのですが、古典落語の中に「風が吹けば桶屋が儲かる」というお話はないようです。
ただ、落語の本編に入る前に「枕」というスムーズに本題に入れるように最初にする小話があるのですが、そこで「風が吹けば桶屋が儲かる」という話を入れることはあるようです。
風が吹けば桶屋が儲かる的な 映画
想像もつかないような展開・結末が用意されている「風が吹けば桶屋が儲かる」的映画はこちら。
2009年公開の日本映画 フィッシュストーリー
先が読めないストーリー展開、風が吹けば桶屋が儲かる的痛快ムービー! と評価されていた映画です。キャストが豪華で多部未華子・伊藤淳史・濱田岳・高良健吾・森山未來などが出演しています。
2012年、彗星の衝突まであと5時間というところ。全く売れぬまま消滅したパンクバンドがレコーディングした最後の曲がなんと地球滅亡の危機を救う。コメディ・SF要素あり。
2006年公開の洋画 ダーウィンの悪夢
「風が吹けば桶屋が儲かる的ドキュメンタリー」として話題となった映画です。
アフリカの淡水湖であるビクトリア湖。そこを舞台に1匹の外来魚がもたらした一大産業とその周りで起こる様々な問題に焦点を当てたドキュメンタリー映画です。
海外版 風が吹けば桶屋が儲かる
海外でも「風が吹けば桶屋が儲かる」と似たようなニュアンスの言葉があります。
butterfly effect バタフライ効果
厳密には違うのですが、似たようなニュアンスとされています。
アメリカの気象学者が行った講演の演題で「蝶のはばたきが遠くで竜巻をおこす」とされ、この意味として「小さなことがきっかけで大きなことが引き金になる」となります。
風が吹けば桶屋が儲かる「小さなことが大きなことになる」という意味では使わないので似ていますが、少し意味合いが違います。
まとめ
いかがでしたか?
昔からの言葉は面白いですね。
真面目な話かと思えばダジャレな言い回しもできる。日本の言葉は様々にとらえることが出来て柔軟ですね!
今回、千鳥の大吾さんがバラエティー番組でこの言葉を使用したことで、「面白さ」が増したのかもしれません。机の上で学んでいては気づかなかった面白さかも。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!
またきてね!
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